下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2010〜2016

根性が腐っている

捨てるに捨てられず、趣味で保存しておいた古い本をPDFにして省スペース化しようと思った。
流行りの「自炊」をする気にならず、業者に委託しようと考えた。

安いところは1冊100円〜の価格設定。約100冊あるから、1万円程度で済むなら安いもんだ。
ところが、雑誌は受け付けないとか、ホチキス平とじ製本はダメとか、請けてくれるところが殆ど見つからない。
某業者がそういう物の見積もりをしてくれるというので、見積もりを依頼した。
数日後に届いた見積り額は1冊630円。100冊やると63000円か、微妙な金額だ。

断裁機や専用スキャナーを買って自炊したほうが安上がり。もちろん手間や時間は別に必要だが。
自分でやったほうが、納得いく品質のPDFができると思う。しかし、その手間や時間、機材を置くスペースなど、面倒なことも多い。
どうするかな。いままで放っておいた本だから、いますぐPDFになっていないと困る…という状態ではない。先日整理したし。
もう1年ほど、放っておくかな。その間に安くて便利なサービスができているかもしれないし、自炊機材が安くなってるかもしれないから…。

某業者に、断りの連絡をすると「値引きも可能です、いくらが希望ですか」との返答。
相手の顔色を見ながら価格を決めているようだ。根性が腐っている。見積もりの意味ないじゃん。
こんな業者、意地でも使わないぞ。

●私の書体が表紙に使われている本
商品がありません。(この書体専用の掲示板→墨田の東にて