下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2010〜2016

寄り道していては…

浪曲師(というか私はミュージシャンだと思っている)の国本武春が亡くなった。
人間、いつ死ぬかわからない。やりかけの仕事を残して死ぬのはいやだから、脇目も降らずに目の前の仕事を最優先している。
単調でツマラナイ作業が続く時期もあるが、それも仕事の内。
面白そうな他のことに心を奪われて、あちこち寄り道していては、いつまでたっても、目の前の(たぶん一番重要な)仕事が完成しない。

朝食後、塩鮭の頭を求めて錦糸町と北千住の鮮魚店へ。
やはり入手できず。去年はあったんだけど…と北千住ルミネ地下の店で問うと「売れ残りの新巻鮭を切り身に処分する時に出たもの」だとかで、いまのところ店頭に出る予定はナシ。
産地で頭や尾を切り落として胴体だけ出荷する方式は、かなり浸透しているようだ。
塩辛用(こちらはカミサン担当)のスルメイカ4杯を買って帰る。

じつは、鮭の頭そのものだけならネットで売っているところがある。
私が入手したいのは鮮魚店で捌いた鮭の頭。一緒に付いてくるカマの部分が、焼いても汁物にしても旨いのだよ。それも楽しみのひとつなのだが、今回はカマをアキラメて、頭だけのその品を注文した。

●最近読んだ雑誌以外の本小説家という職業 [森博嗣]
題名の「小説家」の部分を自分の仕事に置き換えて、2週前と同じ著者の本を続けて読んだ。