美術出版社の記憶

書体仕事、朝10時前に今週のノルマ終了。
先日気づいてしまった面倒な用事のため、必要書類の準備や連絡などいろいろ。

美術出版社が民事再生申し立て。昔、この会社が出している美術手帖の取材を受けた時、取材協力費がきちんと振り込まれて驚いたことがある。
出版社に限らないが多くのマスコミは、コチラの貴重な時間を奪って取材し、自分たちのメディアに情報を載せて商売しているくせに、奪った時間への対価など払わない。そして、その記事を当事者のWebサイトに転載することも許可してくれない場合が多い。
そんな経験をしてきたから、美術出版社から取材協力費が出て驚いたのだ。
ということで、取材の申し込みがあると私は「記事の掲載後、一定期間経過したら、自分（自社）のWebサイトに内容を転載する」という条件を提示している。しかし、そのささやかな条件を了承してくれるメディアは殆ど無い…。
それなら「伝えたいことは自分で伝える」。そんな気持ちもあって、メルマガを毎月発行し続けている…。


少しずつ湿度が高くなり、富士山が見える日は減ってきている。これは２週間ほど前だったかな。（コンデジ）