下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2010〜2016

被害報告

マンション全体のガス供給が止まっている。床暖房も効かず、洗顔も冷たい水。
うちの部屋は電気のブレーカーが落ちた。わたしは全体の停電かと思って2時間ほどテレビも見なかった。
水槽からこぼれた水を処理し終わった後、外へ出て他の部屋の人と情報交換して、他の部屋では電気が使えていると知り、自室のブレーカーを上げたのだ。
ブレーカーのある部屋は、横180cm高さ190cm奥行き50cmの書棚が倒れている。運良く配電盤のあるクローゼットのドアは開けられたので、電気が使えるようになった。
奥と手前の前後二層に本を収められる書棚の復旧は、少しやっかいそうだ。
私が仕事中座っている椅子とサイドテーブルをつっかえ棒にして、水平から25度くらい上がった角度で倒れている。
椅子とサイドテーブルは書棚の重さでびくとも動かない。どちらかをどかせば、書棚は完全にうつ伏せ状態になるだろう。
今は、壁との隙間をアクロバチックに乗り越えて、パソコンの前に座っているのだが、余震の揺れがあると、閉じ込められそうなので、またアクロバチックに脱出している。
地震発生当時、水槽が心配でリビングへ移動したので、書棚の倒壊時には仕事部屋にいなかった。そのまま部屋にいたら、閉じ込められて出られなくなっているか、書棚が倒れないように抑えようとして自分が下敷きになったかも知れない。

水と電気があるので何とか生活はできる。幸い寝室に被害はなかった。今夜は外出できる服装のまま寝ることにする。
明日、落ち着いてから、倒れた書棚の復旧を始める予定。簡単ではないと思うが…。