下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2010〜2016

スカイツリーのある風景 158

朝、コンビニへ雑誌を買いに行ったとき路上にカエルの死体を見つけた。仰向けになった大きな痩せたカエル。
踏まれて汚らしくなるのもヤダなと、靴先で道の端へ動かそうとしたら、足が動いた。死んではいないらしい。
園芸業者が、掘り起こした土から出てきた冬眠中のカエルを捨てたのだろう。
このままでは死ぬかカラスやネコに喰われてしまうし、小雨も降って気温も低いので保護しようと、雑誌と一緒にコンビニ袋に入れて自宅へ持ち帰る。
カミさんが「こんなもの拾ってきて!」と、えらく怒っている…。
空いている小さな水槽にカエルを入れて、リクガメ飼育ケージの上に置き、冷えきっている体温を緩やかに上げる作戦。
ヒキガエルのようだ。しばらくすると心臓が動くのが確認できるようになった。湿度を保つため濡らしたスポンジと水を入れた小皿も水槽内に置いた。
まるで干物のように痩せこけている。もう少し元気が出たら次のことを考えよう…。

そんなことをしながら、セプテンバー書体の誤字の対処を進める。夜は小さな打ち合わせのため恵比寿へ。

手前の汐入公園に咲いている桜は「陽光」という品種らしい。(コンデジ