下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2010〜2016

シャンデリアみたいだ

さ、きょうはネガフィルムのスキャンを始めるぞ〜と、古いフィルムを引っぱり出した。
ところが、保存していた1970年代のフィルムは、このスキャナーでは使えない、サイズが小さな特殊なフィルムだった…。

その頃わたしは、コダックとかが販売していた小さなカメラを使っていたのだ。カメラの知識が全く無く、簡単で小さいものが一番だと思っていた。パンフォーカスといって、ピント機能なんてないのだ。近くから遠くまでピントが合うという、かなりいい加減なカメラだった…。

その後、赤外線を使ったオートフォーカス機能がついたコンパクトカメラが発売されたのでスグ購入。
少しずつカメラとか写真のことが判ってきて、虫や自然の写真を撮りたくなり一眼レフカメラに手を出し、各種レンズや三脚まで抱えて休日のたびに撮影に励んでいた時期もあった。

しかし、メガネをかけた目で小さな被写体にピントを合わせるのがツラクなり、重い機材を抱える体力も衰えたので、しだいにコンパクトカメラをメインに使うようになっていったのだ。
まだ、デジタルカメラなんてものが登場する前のオハナシ。

1980年代に入ってからは35mmサイズの普通のフィルムを使っていたので、その時期の海外旅行のネガフィルムからスキャンを始めた…。


面白い形をした小さな花の集まりがシャンデリアみたいだった。2週間ほど前か。